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記事 | 遺言書に絶対入れてほしい「たった一行の最強ワード」とは?

公開日 2026年1月2日 最終更新日 2026年1月2日

ダイアモンド・オンラインより 2025年12月28日 7:20

遺言書に絶対入れてほしい「たった一行の最強ワード」とは?
本連載は、相続に関する法律や税金の基本から、相続争いの裁判例、税務調査で見られるポイントを学ぶものです。著者は相続専門税理士の橘慶太氏で、相談実績は5000人超。『ぶっちゃけ相続【増補改訂版】』を出版し、遺言書、相続税・贈与税、不動産、税務調査、各種手続といった観点から相続の現実を伝えています。2024年から始まった「贈与税の新ルール」等、相続の最新トレンドを聞きました。

遺言書の「最強ワード」とは?

 ところが実務の現場では、実はたった一行あるかどうかで、その後の手続きのラクさも、家族同士が揉めるかどうかも、驚くほど変わってしまう、いわば「最強のひと言」があります。それが、「この遺言書に記載のない財産は◯◯に相続させる」という一文です。たったこれだけのことなのですが、遺言書を書くのであれば絶対に入れておいてほしい、と言ってもいいくらい重要なひと言です。

 多くの方がイメージする遺言書は、「自宅は長男に相続させる」「◯◯市◯町◯番の土地は妻に相続させる」といった具合に、財産ごとに「誰に渡すか」を個別に書き分けていくものだと思います。その書き方自体はまったく問題ありませんし、むしろ望ましいと言っていいでしょう。ただ、現実にはどれだけ気をつけて書いても、どうしても「書き漏らし」が出てきます。本人も存在を忘れていたような小さな土地、昔のまま残っているわずかな預金、名寄せして初めて分かる端っこの資産など、亡くなってから判明する財産は意外なほど多いのです。

 そうした“遺言書に書かれていない財産”の行き先を、あらかじめ一括して指定しておくのが、「この遺言書に記載のない財産は◯◯に相続させる」という一文です。このひと言さえ入っていれば、たとえ遺言書に載せそこねた財産があとから見つかっても、その人がまとめて承継していくことができ、手続きはぐっとスムーズになります。細かな財産のたびに改めて話し合いを開かなくて済む、という意味でも大きな安心材料になります。

橘慶太: 税理士

相続・節税ぶっちゃけ相続【増補改訂版】

2025年12月28日 7:20

うっかりにならないように、これは大切。

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