7 Feb 2025
公開日 2025年2月7日 最終更新日 2025年2月7日
能力を退化させる「逆の進化」の思考法
あなただって、ありとあらゆる疑問に対するありとあらゆる答えは、いざとなったらスマホで調べられると考えて、何も知らないでいることを自ら選択していると、弱い人間、自信のない人間になってしまいます。それに気づいていない人がたくさんいるのです。
そんなふうでは、あなたがせっかく持っているいろんな能力が縮小し、退化し、いずれ自信は消えてなくなることでしょう。
こういう人は、「自分が知らない」ということを知っていて、それに心の中で恐怖を感じています。でも、おそらくそれを認めたくはないでしょう。もしあなたが、自分が進歩しているように思えないなら、これがその理由かもしれません。
「自分は、どんなことにうも広く応用できるスキルをいろいろ知っている」と分かっていることは、大きな自信になります。
私は暖房炉を設置することも、壊れたパイプを直すことも、庭で花を育てることもできませんが、「自分は顧客を獲得する方法を知っている」ということは知っています。だからあなたはここGKIC(グレイザー・ケネディ・インサイダーズ・サークル)にいるのです。こうしたスキルを獲得するために。
P&Gの創業者の1人、ジェームズ・ギャンブルは「どんなバカでも石鹸を作ることはできるが、作った石鹸を売るには天才が必要だ」と言いました。この言葉は正しいけれど間違っています。石鹸を売るのに必要なのは必ずしも天才ではなく、スキルを身につけることなのです。
何でもいいですが、「自分は何かを売る方法を知っている」と知っているときのあなたには、大きな自信を持つ理由、すなわち何も恐れない理由があります。
あなたは自分が何を知っているか、知っていますか?
自分自身について何を知っていますか?
大事なのは才能じゃないよ、ベイビー
以前、ディナーの席でクリス・エバート(元女子プロテニス選手)に言われた言葉です。
「テニスをする運動能力があること、それにテニスのやり方、つまり技巧を知っていることは大切ですが、テニスを知っていて運動能力が大変高く、才能もあるのに、エリートのレベルに近づくことすらできない選手はたくさんいます。プレッシャーの中でも落ち着いたままでいる方法、大きな間違いを犯したりポイントを奪われたりしたあとで挽回する方法、早く立ち直る方法を知らないからです。こういう人たちは、自分が知らないということを知っていて、だから恐怖に捕らわれているのです」
クリスのこの言葉は、他の分野にも応用可能で、何をやるにも重要なスキルです。テニスでもゴルフでもセールスでも広告キャンペーンを書くのでも講演でも関係ありません。どんなことでも、その分野で優れた成績を残すには、あなたはこの重要なことを知っている、と知っておく必要があるのです。
セールスにおいてエリートレベルで成功するには、特定の知識とスキル、技巧、プロセス、言語、ボディーランゲージ、ストーリーテリングなどが必要ですが、もしあなたがクリスの言っていたことを知らなければ、何を知っていてもそれは破壊されてしまいます。
セールスもまた、何をやるにも必要なスキルですが、もしあなたが他の人たちを自説に引き入れる方法を知らなければ、仕事でもプライベートでも、ほぼすべての状況で恐れが湧いてくるでしょう。「自分ができると知っている」ではなく、「もしできなかったら?」がずっとあなたについて回るでしょう。
アメリカでは7月に独立記念日を祝いますが、バーベキューをして、花火を見て、お酒を飲んだ人のなかには、自分が「独立」しているのか、していなかったらそれはなぜなのか、といったことを2秒でも考えた人はほとんどいなかったでしょう。多くの人は、問い詰められれば、独立しているふりをするのです。キンメルがしたように。
一般大衆に向かって、「99%の人間にとって、『できる』『できない』はその人の選択肢に過ぎない」というような思い切った提案をしているので、私はエリート主義者、残酷な人、無知な人から人種差別主義者に至るまで、あらゆる烙印を押されています・・・・・。