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NOB.Sマーケティングレターより 2016年11月号

公開日 2025年2月7日 最終更新日 2025年2月7日

億万長者の心の中

「自分はできる」と知る

 ジミー・キンメルは、トランプの副大統領になるための偽キャンペーンの中で、「We’re going to put the I-Can back in Amer-I-CAN」(アメリカ人にもう一度「I can」を)というフレーズを使っています。観衆はこれを見て笑っています。これは、トランプの「アメリカを再び偉大な国にしよう」というのをあざ笑うセリフだからです。

 ちなみに、「I can」というのは当時、結構人気があったんです。でも私は、「トランプの考え方にしろ、キンメルの考え方にしろ、あざ笑う要素なんてあるのだろうか」と思っていますが。

 先日、フォックスビジネスの番組「STOSSEL」が行ったリサーチ結果が私の目に留まりました。このリサーチでは、ほぼ全ての(合法)移民グループやその子孫のほうが、長く身分を保障されて何世代にも渡ってアメリカに住んでいる”アメリカ人”たちよりも、SAT(大学進学適正試験)のスコアから、急激に成長した小さなスタートアップ企業の成功度、それから貯金の額に至るまで、ずっと優れているということを証拠とともに明示していたのです。

 遺伝でしょうか?いえ、文化的なことでしょう。番組では、批評家からひどく批判を受けた2冊の著書を持つ「タイガー・マザー」(アメリカの中国系フィリピン人家庭に育ったエイミー・チュア。エール大学法学部教授。著書『タイガー・マザー』は日本でも朝日出版社から翻訳されている)として知られる女性を紹介していました。私は、彼女のことはそれまで注目していませんでしたが、今は魅了されています。ググってみてください。

 彼女がもし私の『世界一シビアな「社長力」養成講座』(ダイレクト出版)を読んだら、きっと気に入ってくれると思います。私は彼女を教育省の長として正式に推薦したい気分ですよ。

 彼女の娘は現在ハーバード大学に通っていますが、こう言っています。
「私の周りの若者は恵まれていて、すごく知的で才能があるのに、障害や困難にぶつかるとまず、『こんなの難しすぎる。自分にはできない』と言ってばかりです。でも私は、『自分にできないことは何もない』ということを知っています。そういう育てられ方をしたからです。自分はできると知っているのです。」

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