27 Feb 2025
公開日 2025年2月27日 最終更新日 2025年2月27日
東洋経済オンラインより https://toyokeizai.net/articles/-/302189
聴力検査で問題無くても、実際の会話で「相手の声が聴き取りにくい」とか「喧噪の中で周りに耳が行ってしまい、目の前にいる相手の話し声が聴き取りにくい」
そんなケースに悩みを抱えている人がいる。実体験からそう思う。
そんな時にAPDと聞いたこともあって、ヤフーニュースで偶然見つけた出典元「東洋経済オンライン」の記事を引用保存しよう。
簡易的な診断方法
APDは、Auditory Processing Disorderの略で、「聴覚情報処理障害」と訳されます。次の項目をご覧ください。
□「え?」または「何?」という言葉を1日に少なくとも5回あるいはそれ以上言う
□しばしば言われたことを間違って理解している
□音の識別に関して困難を感じたことがある
□背景の音がするとすぐに気が散る
□聴覚チャンネルを通しての学習がうまくいかないこれはAPDであるかを簡易的に診断できるチェックリストの一部です。APDの大きな特徴は、2つです。1つは、相手の声が「音としては聞こえているのに、言葉として聞き取れない」ことです。私は、年間200人ほどのAPDの患者さんを診察してきましたが、患者さんたちの代表的な悩みをご紹介しましょう。
・横や後ろから話しかけられると聞こえない
・飲み会などうるさい場所では相手の話がわからなくなる
・電話やテレビ会議で相手が何を言っているかわからない
・話している人の口元を見ないと理解できない
・「ちゃんと聞いているのか」と注意される
・画面に字幕がないと意味が理解できない
・仕事でお客さんの注文が聞き取れないAPDのもう1つの特徴は、「聴力検査をしても異常は認められない」ことにあります。アメリカなどでは、かなり認知されていますが、日本においては、APDについての理解がまだまだ十分とは言えません。それゆえ、聞こえない理由がわからずに人知れず悩み、苦しんでいる人が少なくありません。当院を受診された患者さんを2人ご紹介します。
